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メンバー全員が日本人で構成されているKPOPガールズグループUNICODE(ユニコード)。
4月に韓国デビューを果たし、なんとたった3か月後の7月に日本デビューしました。
日本の方からは「全員日本人なのにKPOPグループとはどういうこと?」等の声も上がっています。
そこでこのページではUNICODEについてまとめてみました。
【UNICODE(ユニコード)】とは
7月23日に日本デビューを果たしたUNICODEはデビュー当日、日本のXでトレンドになりました。
「全員日本人ならKPOPじゃなくてJPOPでは?」との声が寄せられています。
こんな風に混乱されている方も多いようなのでUNICODEについてご紹介しましょう。
UNICODEは、2023年4月にABEMAで公開された日韓合同のオーディション番組「PROJECT K(プロジェクトケイ)」から誕生した5人組ガールズグループです。
「実力のある日本人を発掘して韓国で育て、韓国と日本でデビュー」という計画でした。
そんなオーディション番組「PROJECT K」から誕生したメンバーは次の5人です。
・MIO(ミオ)
・HANA(ハナ)
・ERIN(エリン)
・SOO-AH(スア)
・YURA(ユラ)
UNICODEというグループ名は、「Unity(統一性)」と「Code」の合成語になります。
「彼女たちの音楽はすべての国で共用で使われるコードのように全世界で通じる」という意味が込められているそうです。
メンバーは5人全員が日本人でありながら、韓国語も流暢に話せるバイリンガル。
5人は自分たちの関係性について「姉妹のようなライバルのようないい関係」と語っています。
そんなUNICODEはデビューまでに一度白紙になりそうになるなどの紆余曲折があり、とても苦労しました。
そこで次にUNICODEの誕生までの経緯についてご紹介いたします。
【壮絶】UNICODEデビューまでの経緯
2022年12月8日 | 「PROJECT K」7人合格 |
2023年1月 | XX Entertainment 練習生生活スタート |
2023年 | コロナ禍による外出制限 満足に練習出来ない期間 デビュー日が決まらない |
2023年 | 5人が辞退 残ったのはスアとユラ |
2023年 | デビュー白紙に戻す検討 |
2023年 | スアが自らメンバー勧誘 エリン、ミオ、ハナが オーディション受け合格 |
2023年 | デビューに向けて始動 |
2024年4月 | 韓国デビュー |
2024年7月 | 日本デビュー |
それでデビューまでの経緯についてひとつずつ詳しく見ていきましょう。
オーディション「PROJECT K」
UNICODE誕生のきっかけとなったのは、ABEMA(アベマ)で公開された日本最大規模のオンラインオーディション「PROJECT K」です。
PROJECT Kは日韓合同のK-POPアイドル発掘プロジェクトとして2022年夏から秋にかけて開催されました。
オーディションを開催したのはXX Entertainment(ダブルエックスエンターテインメント)代表のイ・ホヨンさん。
「K-POP制作システムによるJ-POPを作りたかった」と語っています。
このオーディションには約3万5,000人が応募し数々の過酷なミッションを勝ち抜いた7人が選出されました。
合格者はこちらの7人です。
- Rio
- 田中花歩(現UNICODEユラ)
- 渡辺未優
- りな
- mai
- ゆい
- 橋本京佳(現UNICODEスア)
合格者7人が渡韓
「PROJECT K」のオーディションに合格した7人は、2023年に韓国に渡りXX Entertainmentの練習生として生活をスタートしました。
当初は練習期間やデビュー時期が決まっていましたのでそのスケジュール通りに実施されています。
5人が離脱
しかし、コロナ禍による外出制限などで満足に練習出来ない期間が出てきました。
デビュー日がどんどん先送りになったことで5人が離脱してしまいます。
最終的に残ったのは、スアさんとユラさんのたった2人でした。
所属事務所は5人も抜けてしまったことを重く受け止め、デビューを白紙に戻すことを検討し始めました。
ユラとスアの活躍
ユラさんとスアさんは、事務所の代表に
「私たちを捨てないでください」と懇願します。
スアさんとユラさんの2人はK-POPアイドルに憧れ、これまでに数々のオーディションに参加してきました。
スアさんは24歳でユラさんも同年代です。
ふたりは年齢的にも「これが最後」という思いで「PROJECT K」のオーディションに挑んだため、諦めきれなかったそうです。
そしてスアさんとユラさんはなんと自力でメンバーを集め始めました。
エリンさんとミオさん、ハナさんに声をかけ事務所のオーディションを受けさせたのです。
エリンさんは当時のスアさんの事を「新人開発チーム」と語っています。
デビューに向けて始動!
スアさんとユラさんが連れて来た3人は事務所のオーディションに合格しました。
そしてついに5人(スア、ユラ、エリン、ミオ、ハナ)のメンバーが揃い、デビューに向けて始動しました。
メンバーたちは、K-POP界でのデビューに備え、ボーカル、ダンスレッスン、そしてダイエットに励んだそうです。
UNICODEデビュー
UNICODEは2024年4月17日に韓国でデビューし、7月23日に日本デビューしています。
2024年4月 | 日本のぴあアリーナMM 「NEXT GENERATION LIVE ARENA 2024」出演 |
4月17日 | デビュー記念ショーケース |
5月 | 「SHOW CHAMPION」出演 「MUSIC BANK」出演 |
6月 | KPOP新人アイドル評判ランキング TOP10にランクイン |
6月12日 | UNICODE日本デビューショーケース |
6月末まで | 首都圏各地で「HELLO WORLD」 発売記念イベント開催 |
7月23日 | 日本デビュー |
それでは韓国デビューから日本デビューまで詳しく見てみましょう。
日本で初ステージ
UNICODEは、正式デビューを控えた2024年4月、ぴあアリーナMMで行われた「NEXT GENERATION LIVE ARENA 2024」のステージに出演しました。
日本で初めてのステージとなったこのイベントでは、「Let me love」「Blur」の2曲を披露しています。
韓国正式デビュー
2024年4月17日、アルバム「HELLO WORLD:CODE J EP.1」で正式デビュー。
韓国の弘大(ホンデ)にあるローリングホールで、デビュー記念ショーケースを行いました。
韓国では、4月17日のデビュー直後から「SHOW CHAMPION」や「MUSIC BANK」などの音楽番組に多数出演。
BRIKOREA(韓国企業評判研究所ブランド評判指数)の2024年6月K-POP新人アイドルグループ・ブランド評判ランキングではTOP10にランクインしています。
デビューアルバムのタイトル曲「Let me Love」は、ボーイズグループB1A4(ビーワンエイフォー)のジニョンがプロデュースしました。
また、MVの制作を担当したのは、SUPER JUNIOR(スーパージュニア)のシンドンさんです。
2024年4月17日にYouTubeの公式チャンネルで公開された同曲のMVの再生回数は、2024年7月現在70万回を超えています。
ミオさんは韓国デビュ当時について下記のように語っていました。
日本人だけで構成されたグループということもあって、韓国の方々に受け入れて頂けるかすごく不安だったのですが、
音楽番組などでスローガンを持って応援してくださったり、掛け声で応援してくださったのがすごく印象的で、
安心したのと同時に受け入れて頂けて嬉しいなとあたたかい気持ちになったことをすごく覚えています。
日本デビュー
「UNICODE(ユニコード)」は、7月23日に日本デビューシングル「HELLO WORLD」をリリース。
メンバーのハナさんは日本で出たい音楽番組は?と聞かれると
「ミュージックステーション」や「カウントダウンTV」、「バズリズム」などの有名な音楽番組に出演したいです。
と話していました。
日本デビューシングル「HELLO WORLD」には、韓国でのデビューアルバム「HELLO WORLD:CODE J EP.1」に収録されている「Let me Love」と「Blur」の日本語バージョンが収録されています。
2曲はとても明るく楽しい曲ですが、どこか切なさがある歌詞が特徴です。
デビューシングルはテレビ番組のエンディングテーマに起用されています。
「振り向いて(Let me Love)」:テレビ東京「超音波」の7月度エンディングテーマ
「呼んで(Blue)」:日本テレビ朝の情報番組「DayDay」の8月度エンディングテーマ
プロデューサーのイ・ホヨンさんはUNICODEについて下記のように明かしています。
「UNICODEは日本人だけで構成されたKPOPアイドルということで韓国でも話題になり注目されました。
日本デビューをきっかけに更に活動の場を広げ、話題だけではなく実力もアピールできるようにしたいと思います」引用:UNICODEインタビュー
UNICODEインタビューより
まとめ
このページでは2024年7月23日に日本デビューしたUNICODEについてご紹介しました。
UNICODEは全員日本人で構成されているグループ。
韓国では受け入れられましたが、日本での人気に対しては未知数。
しかし楽曲がすてきなので偏見を捨てて一度お聞きになってみて下さい。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。