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オーディション番組「Nizi Project Season2」(虹プロ2)も、いよいよ残すところチーム審査②とファイナルステージのみとなりました。
これまで地域予選・東京合宿・韓国合宿で様々な審査が行われてきましたが、チーム審査②で視聴者の不満が爆発しています。
それは明らかな“チーム分けと課題曲のレベルの差”です。
今回は、なぜ不満の声が多数挙がっているのか調査しました。
【不満①】課題曲&チーム分けが不公平すぎる
今回SNSで不満が爆発しているのは、韓国合宿チーム審査②のチーム分けと課題曲の難易度が不公平なことです。
チーム審査②は、4人ずつ3チームに分かれてバトルします。
元々12人のうち最下位に2回なってしまったら脱落というルールだったはずが、急に脱落者が増えるルールを追加され、それだけでもファンの不満が募っていました。
今回のチーム分け・課題曲は以下の通り。
チーム名:Heart Hunter
課題曲:2PM「Heartbeat」
メンバー(前回の順位):ハル(1位)・ユウ(4位)・ケン(5位)・セイタ(6位)
順位平均:4.0
チーム名:Star Kids
課題曲:StrayKids「S-Class」
メンバー(前回の順位):トモヤ(2位)・ユウキ(7位)・ミラク(10位)・ショーン(12位)
順位平均:7.8
チーム名:All For One
課題曲:GOT7「Hard Carry」
メンバー(前回の順位):ユウヒ(3位)・エイジ(8位)・ソウダイ(9位)・タイガ(11位)
順位平均:7.8
3チームの中でハルチームが明らかに上位メンバーで揃えられています。
1位チームは無条件でファイナル進出になるので、「このチームを勝たせたいのでは?」「J.Y.Parkのお気に入りを固めたんだ」と憶測が広がっています。
まず最初にパフォーマンスが放送されたのはハルチームの「Heartbeat」でした。
「虹プロ」を見ていた方は、NiziUのマユカさんが覚醒したお馴染みの曲で、2PMの中でも有名な曲です。
一方、トモヤチームは「S-Class」。たたみかける高難度ラップに複雑で常に激しいダンス。
ボーカルトレーナーでさえ、
「私からみてこのチームの歌が1番難しいと思う。
歌詞も多すぎるし、韓国人でも発音しづらい」
なぜ韓国語を勉強し始めたばかりの参加者に、韓国人でも発音しづらい難曲を選んだのでしょうか…
「Heartbeat」も力強さや感情表現が必要な曲ですが、「虹プロ」で女性オーディションの課題曲に出来る楽曲でもあります。
誰が見ても「S-Class」がぶっちぎりの難易度でした。
【不満②】トモヤの負担が大きすぎる
今までのトモヤさんのチームはこちら。
東京合宿チーム「モチトッキ」
課題曲:RAIN「Switch to me」
メンバー(キューブ数):トモヤ(3個)・セイタ(1個)・リオ(2個)・ケン(1個)
韓国合宿チーム審査①「世界三代プリンス」
課題曲:Wanna One「Energetic」
メンバー(前回順位):トモヤ(2位)・ショーン(8位)・タイガ(11位)
韓国合宿チーム審査②「Star Kids」
課題曲:StrayKids「S-Class」
メンバー(前回順位):トモヤ(2位)・ユウキ(7位)・ミラク(10位)・ショーン(12位)
東京合宿では、キューブの少ないメンバーに「1つでも多くキューブを獲得して欲しい」と奮闘。
JYP練習生として学んだことを、メンバーに惜しみなく伝えていました。
また、チーム審査①では課題を抱えたメンバーに、解決するための練習メニューを組みます。
チーム審査②は、最下位になってしまったことがあるミラクさん・ショーンさんが自信を失っている状態でのスタートでした。
トモヤさんだけリーダーレベルテストまでしているような状態に。リーダーを経験していない参加者の方が多く、不公平だと言われています。
【考察】J.Y.Parkの意図とは?トモヤの負担が大きい理由
なぜトモヤさんにだけ、明らかに対応が違うのでしょうか?
- 調子に乗らないように褒めない
- 第二のNiziUのマコを期待
- 自分からリーダーを名乗り出たから
- 統一性を重視したい
- Rainという前例
の5つから考えてみます。
1.調子に乗らないように褒めない
毎週土曜日に放送されている「実況!ニジプロ2」(日テレ系)で、J.Y.Parkさんがトモヤさんについて、このように発言していました。
「このオーディションを通して1番褒めていないのはトモヤくん。
「実況!ニジプロ2」より
彼は才能がありすぎる」
「褒めることで傲慢になったり余裕が出てしまうのを心配した。
才能があって1番面白い人が長くいれるわけではない。
才能があっても謙虚な姿勢がなくなってしまってはいけない。」
確かに、東京合宿のダンスレベルテストを振り返ると、そこからすでにトモヤさんに厳しくしていることが分かります。
StrayKidsの「BackDoor」で圧巻のパフォーマンスを披露したトモヤさん。
実力・スター性ともに完璧で、SNSでも「トモヤが圧倒的」「レベチすぎる」と1番人気でした。
しかし、ダンスレベルテストの順位は5位。
この順位に不満を漏らすファンが多く、
「JYP練習生だから調子に乗らないようにわざと低くしたのかな?」
「J.Y.Parkの順位の付け方の基準が全然分からない」
と言われていました。
オーディションで厳しくすることや、多くの人を採用・育成している経験値からのアドバイスなのは分かります。
しかし、誰が見ても素晴らしいパフォーマンスであったことは間違いないので、褒めるべきところは褒めて欲しかったですね。
あくまで私見ですが、トモヤさんは傲慢にならない謙虚な姿勢を持ち合わせた人だと考えています。
人柄が心配ない理由
①トモヤさんは幼少期からダンスの大会に出場しており、全国優勝経験もあります。
優勝するには、辛くて厳しい練習を何年も耐えてきていると思います。
なので努力と苦労を知っているトモヤさんは、今褒めてもらっても調子に乗るような方ではないのでは…?
②トモヤさんは東京合宿で姿勢評価第2位を獲得しています。
ステージ上では分からない、裏側や練習している時か参加者・スタッフに愛されている人が、少し褒めただけで傲慢になるのでしょうか。
③トモヤさんは毎回反省と改善ができる人です。
東京合宿のダンスレベルテストで5位という結果に、「上位を狙ったら見てる人がウッ…てなってしまうので、初心に戻って楽しくパフォーマンスします」
とコメント。ダンスに自信があっただけに、5位はとてもショックだったと思いますが、やけにならずに冷静に次のことを考えられていましたね。
あくまで視聴者目線なので、現場やプロデューサー目線ではないですが、トモヤさんが笑顔でいることが1番の願いです。
どんどん自信を無くしてメンタルが崩壊しないことを祈るしかないですね。
2.第二のNiziUのマコを期待
トモヤさんは、東京合宿・チーム審査①・チーム審査②と、全てリーダーを任されています。
リーダーになれるのは順位が高かった人だけなので、トモヤさんは常に高順位をキープしてきたことになります。
それだけでもすごいことですよね!
東京合宿では「最高のパフォーマンス。リーダーシップも良かった」と褒められましたが、韓国合宿のチーム審査①②ではチームワーク(統一性)について指摘されます。
チーム審査②では涙してしまう場面も…。
「虹プロ」では、マコさんが全てのチームでリーダーを任されていました。
マコさんは、チームワークを高めて感動のステージ作りに貢献したり(Swing Baby)、他の参加者の才能を覚醒させる(Heartbeat)など、リーダーシップを常に発揮していました。
現在もNiziUのリーダーとして、メンバーを支えている存在です。
マコさんという前例(ロールモデル)があったため、同じようにリーダーシップを期待したのかもしれません。
すでにトモヤさんはリーダーとして様々なシーンで活躍しています。
- ケンさんの歌の練習を宿舎でずっと一緒に行う
- リオさん・セイタさんにも電話で「いつでも相談に乗るよ」と気にかける
- ショーンさん・タイガさんの弱点を補う練習メニューを組む
- 「自信のあるリーダーでいよう」とメンバーを鼓舞
いつもチームメンバーからは「トモヤありがとう!」と感謝の言葉で溢れています。
信頼されている様子は視聴者で分かります。
リーダーを決めるのは超重要事項なので、オーディション中に見極めたいはず。
しかし、他の参加者と同じように“アイドルデビューを目指す少年”の1人には変わりないので、他の参加者もリーダーを経験するなど、公平な制度があっても良かったかもしれません。
3.自分からリーダーを名乗り出たから
Part2(韓国合宿編)第7話で、参加者同士の本音を聴くコーナーがありました。
Q.チームリーダーは誰になって欲しいですか?
という質問に対して全員がトモヤさんの名前を挙げました。
そして、トモヤさんも自分自身を選んでいます。
「リーダーになる自信があります。
Part2 第7話より
他のメンバーが幸せで笑ってる瞬間や、良い評価をもらった時が嬉しい。
みんなを引っ張って大きな目標を叶えるために頑張っていける自信があるので自分を選びました。」
この様子をモニタリングしていたJ.Y.Parkさんは「リーダーは実力・温かさ、全てを兼ね備えないといけない。」と発言しており、トモヤさんのコメントを神妙な面持ちで聞いていました。
このコーナーは「S-Class」ステージの前に行われているので、本当にリーダーを任せられるのか今まで以上に厳しく見ていた可能性が高いです。
4.統一性を重視したい
チーム審査でJ.Y.Parkさんが何度も口にしているのが「統一性」。
「ニジプロ」のときは「チームワーク」と言っていましたが、今回はしきりに「統一性」を使っています。
チームメンバーの動きの揃い具合にかなり厳しく、もはやスローにしないと分からないレベルまで追及されます。
今回の「S-Class」でも
多くの動きのタイミングとダンスのラインが少し合ってない
とJ.Y.parkさんは話していましたが、「Heartbeat」と「S-Class」の動きの多さを比較したら、明らかに「S-Class」の方が多いです。
振り付けを覚える量も相当多かったと思います。
しかも本家のStrayKids先輩のパフォーマンスは個性も大切にされており、完全な動きの一致はしていないように思います。
統一性というよりシンクロ率を大事にしているように見えてしまいます。
もしかしたらNiziUのシンクロダンスが成功して、同じようにしたいのかもしれません。
また、J.Y.Parkさんは次のように話しています。
「大変なチームなので、トモヤくんはたくさん悩んだと思う。
「実況ニジプロ2」より
トモヤくんはチームの不安を自分の力で埋めようとしていた。」
「余裕を持って息を合わせてチームメイトと一緒に。
この曲を4人で一緒に表現しているという想いが大事。」
1人で全部責任を背負って解決しようとせず、チームメンバーの意見なども聞きながら乗り越えて欲しかったのかもしれないですね。
5.Rainさんという前例
土曜レギュラー番組「実況!ニジプロ2」では、Rainさんの名前を挙げてトモヤさんについて話していました。
「トモヤくんは、自分がやるべき課題を認識していたはず。
「実況!ニジプロ2」より
パフォーマンスはすでに別次元で、本当に難しい課題を与えても余裕を見せて笑いながらこなしてしまう。
だからトモヤくんはとにかく楽をさせてはいけない。」
トモヤさんを1番褒めなかったと話し、その理由がRainさんも上手過ぎて3年程褒めなかったからとのことでした。
「Rainさんも自分自身を特別だと思っていて、僕(J.Y.Park)のお墨付きまであったら気持ちが乱れてしまうと思った。」
「実況!ニジプロ2」より
才能がありすぎるトモヤさんと、かつてJ.Y.Parkさんが才能を見出して育てていたRainさんを重ねて見ていたからこそ、厳しくしていたようですね。
【虹プロ2】トモヤは最高のリーダー!
チーム分けや課題曲が不公平と言われている中、「プレーヤートモヤは良かったけど、リーダートモヤは残念でした」と指摘を受けたトモヤさん。
普通は課題曲が難しすぎると不満を言いたくなったり、「自分のせいで」と自らを下げることを言ってしまいそうなシチュエーションでしたが、トモヤさんは違いました!
J.Y.Parkさんの「チームワークと統一性が足りない理由は何だと思いますか?」の質問に対し、
「振り付けが合ってない」と仰ってたんですけど、僕たちは僕たちなりにディテールとかを本当に毎日頑張りました。
「Day Day.」放送より
他のチームに負けたくない気持ちで一生懸命…
練習量は僕たちは後悔ないくらいに本当に頑張ったので、後悔はないです。
メンバーの頑張りをトモヤリーダーが代弁。
デビューがかかっていてJ.Y.parkさんの顔色を伺いたくなるところ、しっかり想いを伝えたことに感動するファンが多数!
トモヤさんに伝わるか分かりませんが、ちゃんと視聴者やファンは実力や人柄を理解しているので、どうかデビューして楽しそうにパフォーマンスする姿を見せてくださいね^^
まとめ
今回は、「虹プロ2」で起きた不満爆発の内容について調査しました。
NiziUが誕生した「虹プロ」は他のオーディション番組と違い、
- 他の参加者を蹴落とさずに協力してデビューを目指すところ
- J.Y.Parkさんの温かいコメント
- 参加者の成長を純粋に応援できるところ
が魅力で流行りました。
女子と男子ではJ.Y.Parkさんの接し方が違うのかもしれませんね。
無事トモヤさんがデビューメンバーに選ばれてよかったです!
ご覧いただきありがとうございました。